複雑な2打点ヒビ

本日のウィンドウリペアご依頼は、ホンダ NBOX のオーナー様。

高速道路走行中に飛び石被害に遭ってしまったとのご相談です。

これはかなり大きなサイズで重症です… (*_*)

上下2ヶ所に打点(石が当たって穴が開いている場所)があり、2つのヒビが内部で一部合体しています。

「2打点」というだけでも難しいリペアになるのですが、サイズが大きくて形状も複雑。やはり他店ではリペアできず「ガラス交換です」と言われてしまったとのこと。

一見して「そう言われてしまうのも仕方がないな」と思うヒビですが、当店ではこうした状況でもリペア対応できますのでご安心ください (^^)

とはいえ、私が施工しても難しいものは難しいので、どこからどうリペアしていくのが最善なのか、しばらく考えます (-.-)

下の大きなヒビは打点も大きくかなり痕跡が残りそうですが、内部にきちんと樹脂を浸透させて固めれば強度は格段に上がるはず。

方針を決め、樹脂を選定し、リペアスタートです!

 

↑ルーペで拡大しています

90分程の施工で完了しまた。やはり打点は痕跡が残りましたが、ヒビ自体は完全に埋めて硬化させることができました。

これで急な悪化リスクは大幅低減、ガラス交換せずにお乗りいただけます (^^)/

リペアしたからと言って絶対に悪化しないというわけではないので「ガラス交換」という選択肢もアリだと思いますが、ガラス交換してもまた飛び石が飛んでくる可能性もあるので、どちらが良いかというのは可能性の問題であって判断が難しいところ。

そうであるならば、リペアできる間はリペアでしのいで、「もうリペアできない」という状況になった時にガラス交換という順番が経済的です。

今回の例でもお分かりかと思いますが、飛び石ヒビのリペアは「どこに依頼しても同じ」ではありません。リペアする人によって、持っている器具や樹脂、経験、営業方針などに違いがあるので、「できるorできない」という差があったり、「同じリペアを行った場合の仕上がりクオリティ」に差があったりします。

当店は、全体が硬貨やペットボトルの蓋で隠れる程度までのサイズであればほとんどのケースでリペア可能です。複雑な形状のヒビや黒い枠の部分のヒビでもリペア可能ですので、ヒビを発見したらできるだけお早めにご相談ください。

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