中央付近に大きめコンビネーションブレイク
本日のウィンドウリペアご依頼は、メルセデスベンツ Cクラス のオーナー様。
飛び石被害で、100円玉サイズのヒビが発生しているとのご相談です。
ん~、100円玉サイズではないですね… (^^;
中心部に貝殻のように見える「内部面割れ」は問題ないとして、放射状の線ヒビが長く伸びており、500円玉(直径約2.6cm)からもはみ出すくらいのサイズ。
※ところで「500円玉サイズ」はよく言われるリペア目安の1つなのですが、どうやら500円玉は実際よりも大きく思われているケースが多いようで、4cmや5cmなどかなり大きなヒビでも「500円玉くらいだと思う」と仰るケースが珍しくありません。ペットボトルの蓋が直径28mm、500円玉の直径は26.5mm。ペットボトルの蓋より500円玉の方が小さいです。
さて、ご依頼の件に戻りまして、このように長い線ヒビが複数発生しているケースは、すべてのヒビの先端まで樹脂を入れるのがタイヘン。先端まで樹脂を入れるにはしっかり圧力をかけたいところですが、このヒビは弱い形状なので、圧力をかけすぎると施工中にヒビが悪化してしまう危険があります。
いい塩梅で、焦らず丁寧に…
およそ1時間の施工でリペアが完了しました (‘◇’)ゞ
発生していた全ての隙間にリペア樹脂を浸透・硬化させることで強度が高まり、悪化リスクは大幅に低減します。また、適切なリペアを行った結果として、痕跡は残りますがafter写真のように透明に変わって目立たなくなるのも嬉しいポイント。
この状態なら車検に通る可能性も非常に高いため、ガラス交換せずにこのままお乗りいただけます (^^)/
飛び石ヒビは、はじめは小さくても急に悪化して大きく(長く)なってしまうとリペア不可能→「ガラス交換」となってしまいます。いつ悪化してしまうかは運のようなものなので、できるだけお早めの施工をお勧めしております。
全体が硬貨やペットボトルの蓋で隠れる程度までのサイズであれば、
・貝殻のように見える面割れでも線ヒビでも
・2打点のヒビでも
・黒い枠の部分でも
ほとんどのケースでリペアできますので、被害に会ってしまったらできるだけお早めにご連絡ください。
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