典型的なパーシャル＋線ヒビ

本日のウィンドウリペアご依頼は、フォルクスワーゲン GOLF のオーナー様。

飛び石被害のご相談です。

フロントガラス中央よりも少し助手席寄りに、典型的な飛び石被害のヒビ割れです (>_<)

石が当たった部分（衝撃点）は、ガラスが砕けて穴が開きます。黒っぽく貝殻の模様のように見える部分は内部に発生している面状の割れで、ガラス内部で部分的に剥離が起きて空間が発生しています。このヒビを「パーシャル・ブレイク」と言い、飛び石被害で最も典型的なパターン。

そして衝撃点の近くから数本の線ヒビも同時に発生しています。放置してしまうとこの線ヒビがどんどん成長して長く伸びてしまい、3cm以上になってしまった場合はガラス交換です。

この「パーシャル＋線ヒビ」は、ご相談いただく飛び石被害の中で最も多いケースかもしれません。この程度のサイズでご来店いただければ確実にリペアできますのでご安心ください (^^)

発生していたヒビの隅々までリペア樹脂を浸透・硬化させると、このように透明の痕跡に変わります。

これで強度が高まり急な悪化リスクは最低限に抑えられますので、ガラス交換不要でこのままご使用いただけます (^^)/

悪化して長くなってしまったヒビや、DIYで手を付けてしまったヒビは「リペア不可能＝ガラス交換一択」となりますので、被害に遭ってしまったらできるだけお早めに専門店へご相談ください。