助手席前にストレート・ブレイク

本日のウィンドウリペアご依頼は、トヨタ 86 のオーナー様。

飛び石被害で、2cmほどの一直線ヒビが発生しているとのご相談です。

こうした一本線のヒビを「ストレート・ブレイク」と呼びます。

放置しているとすぐに悪化してしまったり、リペアしようとしたら伸びてしまったりしやすい弱いヒビ。そして、リペアする際に樹脂が浸透しにくいという特徴がありるヒビでもあります (^^;

ヒビの左上に表面の欠け「チッピング」もいくつか並んでいますが、今回はヒビの箇所だけリペアすることになりました。

このタイプのヒビをきちんとリペアするには、

①衝撃点(石が当たって穴が開いているところ)の適切な処理

②リペア樹脂の選定

③樹脂注入時の圧力管理

が大切なのはもちろんですが、何より焦って作業しないことが最大のポイントかもしれません。

 

↑ルーペで拡大しています

線ヒビの先端まで樹脂が行き渡ったことで透明になり、きちんと硬化させて強度UP。これで急な悪化リスクは大幅に抑えられました (^^)/

全体が硬貨やペットボトルの蓋で隠れる程度までのサイズであればほとんどのケースでリペア可能です。

言い方を変えると悪化してしまったヒビはリペアできないので、長く伸びてしまう前にご来店いただけて良かったです。

飛び石ヒビは放置するとあっという間に悪化してしまうケースも珍しくないので、被害にあってしまっらできるだけお早めにご連絡ください。

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