大きな放射状線ヒビ

本日のウィンドウリペアご依頼は、トヨタ プリウス のオーナー様。

運転席前に飛び石ヒビが発生しているとのご相談です。

これはかなり大きくて危険な状態 (*_*;

これ以上の長さになるとリペア対応は厳しいのでガラス交換になるケースが多いと思います。

特に目立つ３本の線ヒビ、どれも今にもグングン悪化しそうな感じで危険度MAXと言えます。しかも３本とも長さの割に比較的細いので、リペア樹脂を先端まできちんと浸透させるのが難しいヒビと言えます。樹脂が入りにくいとはいえ無理に圧力をかけると悪化を誘発してしまうので、樹脂選定と圧力の塩梅、あとは時間をかけるということが重要。

長い線ヒビに目が行ってしまいますが、石が当たった周辺には内部面割れや多数の短い線ヒビも発生しているので、こうした部分も抜かりなくリペアしていきます。

　

きちんと樹脂が行き渡り、硬化させたことで強度が高まりました

適切なリペアを行うと、悪化リスクが下がるだけでなく結果的に見た目も改善されるというのも嬉しいポイントですね (^^)/

これでガラス交換を行わずにこのまま乗り続けることができます。

他店では「リペアは無理」と断られてしまいがちな大きなヒビでしたが、〝リペア専門店”としてきちんと施工できて良かったです。

全体が硬貨やペットボトルの蓋で隠れる程度までのサイズであればほとんどのケースでリペアできますので、悪化して大きくなってしまう前にできるだけお早めにご連絡ください。