運転席ドアのビッグデント
本日のデントリペアご依頼は、BMW X3 のオーナー様。
運転席ドアが大きく凹んでしまったとのご相談です。
ドアの上から下までおよそ30cmにわたって大きく凹んでいます (*_*;
こうした大きな凹みは「ビッグデント」と言い、きちんと直せるものもあれば直せないケースもあります。
ビッグデントは「車が動いていてぶつけた」というケースも多く、直せない場合や直しても痕跡(歪み)が残ると予想される場合が多いので基本的にはお断りしていますが、今回はなんとかなりそうな凹み方。
もしかすると歪みが残る部分ができてしまう可能性があることをお伝えしたうえで、やれるだけやってみようということになりました。
こちらのドアはアルミ製。鉄板よりも復元が難しいです。しかも窓ガラスが強化ガラスではなく2枚の合わせガラスなのでリペアツールを不用意に差し込むとガラスが割れてしまいます。ドア内張りを外してもさらに内側に「インナーモジュール」というパネルがあるためツールアクセスが困難・・・(-.-)
という厳しい条件がそろってしまっている状況ですが、表面から引っ張り出す「プーリング」を基本として、部分的に裏から押し出す方法も使いながらリペアを行います。
3時間ちょっとかかって、なんとかリペア完了。もう凹んでいたなんて分かりませんね (^^)/
ディーラーさんだと「ドア交換」でウン十万円(汗)という修理になるようなので、デントリペアで対応できて本当に良かったです。
デントリペア施工なのでもちろんパテ埋めや再塗装は行っていません。元の塗装のまま凹みだけを消しました。これができるのはデントリペアならではのメリットですね!
通常はお断りしているビッグデントですが、今回は例外的にリペアを行ったので掲載しました。基本的には数センチの小さな凹みやドアパンチ被害などの軽微な凹みを復元することに特化した技術です。
いつできてしまったか分からないような凹み直しや、塗装をキープしたまま凹みを直したいとお考えでしたらデントリペアが最適です。リペア可能かどうかは実際に拝見してお伝えいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
知ってて良かった、デントリペア♪
この記事へのコメントはありません。