深いドアパンチ凹み
本日のデントリペアご依頼は、アウディ Q3スポーツバック のオーナー様。
ドアパンチ被害で後席ドアに凹みができているとのご相談です。
ドアハンドルの高さにあるプレスラインの少し下、かなり深い凹みです (*_*;
歪み(修正範囲)のサイズは4cmくらい。これくらい深い凹みだと鉄板が伸びていたり塗装傷がついていたりするので痕跡が残るケースも珍しくありません。しかも凹みの位置が運悪くちょうど補強の鉄骨の中にあり、すんなり押し出すことができません。かといって表面から引き出す「プーリング」という施工方法でキレイになる凹み方ではないので、外板と補強の間の僅かな隙間に薄い工具を滑り込ませながら少しずつ修正していくしかありません(下図参照)。
通常、こうした凹みは初めに太くて柔らかい先端の工具で強く押し出して凹みを小さくします。太い工具を使うことで強く押しても「押しすぎて鉄板がボコボコになってしまう」ということを防げますし、しっかり力も入れられます。
しかし薄くて細いツールしか使えないとなると、針の先端でツンツン押し出していくような感じになるのでグッと押し出すことができないうえ、押す場所や力加減をちょっとでも間違うと鉄板がブツブツになって取り返しのつかない事態になってしまいます。これだけ深い凹みだとなかなか気の遠くなる作業… (^-^;
集中が途切れないように気を張って、焦らず少しずつ。2時間半くらいかかって、無事にリペア完了です。
苦労した甲斐あって、ほとんど分からない状態まで復元することができました。
オーナー様にもとても喜んでいただくことができて、疲れも吹っ飛びます (^^)/
たまたま運悪く直しにくい位置に深い凹みでしたが、デントリペアで対応できたことによって再塗装なし。パテ埋めなし。オリジナル塗装を保ったまま凹みを消すことができました。これでもう気になってしまうこともなさそうですね。
ドアパンチ被害や数センチの軽微な凹み、どうやって直せばいいのかお困りでしたら、まずはデントリペアをご検討ください。実際に拝見して施工可否やお見積もりをお伝えいたしますので、お気軽にご相談ください。
知ってて良かった、デントリペア♪
先日はありがとうございました。本当に綺麗になって感動しました!厄介な場所であったことで大変な作業だったと思いますが、丁寧に直して頂き本当に感謝です!デントリペアが必要な知り合いがいたらぜひ紹介させて頂きます!
この度は当店にご依頼いただきありがとうございました。
難易度の高い作業だったため予定よりもお待ちいただくことになってしまい申し訳ございませんでした。
深い凹みだったので歪みが残らないか心配でしたが、綺麗に戻って良かったです。
凹みはできない方が良いですが、もしもまた機会がございましたらいつでもご相談下さい。