Dピラーに大きな凹み

本日のデントリペアご依頼は、トヨタ ハイエース のオーナー様。

サイドウィンドウとバックドアの間の柱部分、「Dピラー」に凹みができているとのご相談です。

かなり大きな凹み (>_<)

歪みの範囲は10cm近くあります。

この部位は袋状(筒状)の構造になっているため、裏からツールで押し出して…という施工ができない場所。したがって、リペアするならば表面から引き出す「プーリング」という方法で施工することになります。

プーリング施工は対応できる凹みに制限があり、下記のような状況では施工しても直らなかったり、施工時に塗装が剥がれてしまうリスクが高まります。

・塗装傷を伴う凹み

・再塗装している部分の凹み

・鋭い芯のある凹み

・塗装の経年劣化があるお車(車齢5~6年以上でリスクが高まります)

・もともと塗装が弱い車種

あらためて今回の凹みを見てみると、塗装傷も芯もない凹み。唯一心配があるのは車齢5年以上という点なのですが、塗装の状態は悪くなさそうなので、リスクをご説明差し上げてご納得いただいたうえで施工となりました。

凹みを直すことだけを考えればガンガン引っ張ってしまいたいところなのですが、塗装剥がれリスクを考えるとそうもいきません。特にバックドア近くは鉄板が曲面だったり折り曲げられている部分で硬いため、むやみに引っ張ると塗装が取れてしまう危険が高いです。

塗装が剥がれない程度に慎重に引っ張る、でも凹みや歪みはできる限り消す・・・

 

1時間半程で施工完了です。

心配していた塗装剥がれは起こらず、かなり良い状態になりました (^^)/

細かい部分ではもっと引っ張って整えたい場所もあるのですが、塗装への影響が心配なのでここまでとしました。

デントリペアで対応できたことで何日も車を預けたり塗装し直したりといった大掛かりな修理にならずに済み、オーナー様もご満足いただけたご様子。目立つ大きな凹みが無くなると気持ち良いですね!

塗装傷の無い軽微な凹みやドアパンチ被害など、気になる小さな凹みでお悩みでしたらお気軽にご相談ください。実際に拝見して施工できる凹みかどうか、お見積もり、作業時間など、詳細をお伝えいたします。

知ってて良かった、デントリペア♪

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